ペット保険の加入条件とは?既往歴、年齢、年収など
2023.10.31 作成

ペット保険の加入条件とは?既往歴、年齢、年収など

PNS編集部

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ペット保険には、健康状態や病歴、年齢や飼育目的などの加入条件が設けられています。加入条件がある理由は、ペット保険はペットが健康な状態で加入することを前提として作られているからです。

今回は加入条件の詳細や既往歴、告知事項、年齢制限について解説します。加入に適したタイミングや保険選びのポイントについても解説しますので、ペット保険への加入を検討している飼い主さんはぜひ参考にしてください。

もくじ

    ペット保険への主な加入条件

    ペット保険への主な加入条件
    (chendongshan/Adobe Stock)

    ペット保険の主な加入条件は以下の3つです。

    • 健康体であること
    • 新規加入可能な年齢であること
    • 日本国内の家庭で飼われているペット(愛玩動物・伴侶動物)かどうか

    以下では、それぞれの条件について詳しく解説します。

    健康体であること

    ペット保険は、加入するペットが健康体であることが前提条件となっています。重度の疾患や他の病気を併発する可能性のある疾患を持っている場合は新規加入を断られることも少なくありません。そのため、ペット保険への加入を検討しているのであれば、病気やケガになる前に保険に加入することが重要です。

    ただし、傷病歴があったとしても必ずしも加入できないわけではありません。病気やケガの内容や再発の可能性が低いと判断された場合は、条件付きで加入できる場合もあります。引受条件は保険会社によって異なるため、検討時に確認しておきましょう。

    現時点においてペットの体調が悪かったり、何らかの異変が見られたりする場合は、ペット保険への加入よりもまずは動物病院を受診し、完治後に申し込むようにしましょう。

    新規加入可能な年齢であること

    ペット保険への新規加入が可能な年齢には、下限や上限を設けているのが一般的です。具体的な年齢制限は、下限は0歳(生後0~60日以上)、上限は7歳~12歳あたりであることが一般的です。

    ペットショップやブリーダーなどからペットを迎え入れてすぐのタイミングであれば、基本的には問題なく加入できるでしょう。ただし、生まれてすぐなど、ペットが幼すぎる場合には加入できない保険もあります。

    8歳以降になると加齢に伴うリスクが増えるため、加入できる保険商品の選択肢が狭まる傾向があります。ペット保険に入りたくても入れないといった事態を避けるためにも、ペット保険の加入はペットの年齢が低い段階から検討することが大切です。

    日本国内の家庭で飼われているペット(愛玩動物・伴侶動物)

    ペット保険に加入できるペットは、一般家庭で愛玩動物または伴侶動物として飼育されている動物に限られます。ビジネス目的で飼育している場合、契約できない可能性があるため事前の確認が必要です。

    ビジネス目的とは、次のような場合が該当します。

    興行目的闘犬や競争犬などの興行を目的として飼育するケース
    職業目的警察犬や麻薬探知犬、救助犬、狩猟犬などの職業犬として飼育するケース
    繁殖目的ブリーダーなどが繁殖を目的として飼育するケース
    売買目的ペットショップやブリーダーなどが販売目的で飼育するケース

    ただし、売買目的の場合は、売買後に一般家庭のペットとして迎え入れられると保険に加入できるようになります。細かい条件はペット保険によって異なる場合があるので、あらかじめ内容を確認しましょう。

    ペット保険の加入には告知が必須

    ペット保険の加入には告知が必須
    (serhii/Adobe Stock)

    ペット保険への加入時には健康状態や病歴について、飼い主さんの告知が必須です。ここからは、告知が必要となる主な項目、注意点を解説します。

    ペット保険の告知とはなにか

    ペット保険の告知とは、加入するために必要な情報を保険会社へ提供することを指します。

    そもそも保険制度は加入者が保険料を支払う相互扶助で成り立っており、給付事由に該当すれば保険金が支払われる仕組みです。万が一、保険による補償が必要な方ばかりが加入して保険金を支払う状態が続けば、保険会社はサービスの提供が難しくなってしまうでしょう。

    このような事態を避け、保険加入者が補償を公平に受けられるようにするために、加入時の告知が求められているのです。

    告知・申告が必要となる主な項目

    加入時に告知や申告が必要となる主な項目は以下の通りです。

    ペットの基本情報名前、種類、品種、生年月日、体重など
    既往歴・現在の健康状態加入できない傷病の診断や疑いが過去にないか条件付きでの加入となる傷病の診断や疑いが過去にないか過去の一定期間内における病気やケガでの受診歴現在治療中の病気やケガの有無
    予防目的での受診歴健康診断、ワクチン接種など
    他社ペット保険の加入歴過去に加入、現在加入中の保険名称、期間など

    告知事項は「告知書」の指示に従い記入し、ペット保険の加入時に、契約申込書と一緒に保険会社に提出します。

    告知事項の詳細は保険会社によって異なるため、不明な点は検討中のペット保険を提供している保険会社に確認しましょう。

    告知する際の注意点

    告知を怠ったり、不正確な告知をしたりしてはいけません。誤った告知内容の場合、申込時の審査に通らないケースや、加入後に虚偽であることが発覚した場合は契約を解除されるケースもあります。

    また、告知書は提出すればよいというものでもありません。告知書の内容を正確に把握しておらず、意図せず告知義務違反に該当してしまうケースも多いため、告知書の内容にはしっかりと目を通した上で申告することが大切です。

    ペット保険への加入が難しくなる既往歴とは?

    ペット保険への加入が難しくなる既往歴とは?
    (Phuttharak/Adobe Stock)

    ペット保険加入時の告知事項では既往歴を伝える必要がありますが、命に関わる病気に罹患している場合は保険加入が難しくなります。ただし、持病や治療歴があっても条件付きで加入できる可能性もあります。

    再発性が高い病気に罹患していると加入は難しい

    再発性が高かったり、完治が難しい病気に罹患していると、新規加入は難しくなります。例えば、以下の傷病を過去に発症していたり、疑いありと診断されたりしたことがある場合は注意しましょう。

    • 糖尿病
    • 悪性腫瘍(ガン)
    • 腎疾患
    • 甲状腺疾患
    • 猫白血病ウイルス感染症(FeLV)
    • 特発性てんかん など

    これらは一例であり、加入することができない疾患は保険会社によって異なります。約款や告知書で加入条件(引受条件)を確認するようにしましょう。不明な場合は保険会社に直接問い合わせてみましょう。

    持病や治療歴があっても条件付きで加入できる可能性がある

    告知義務のある既往症に該当する持病や治療歴があっても、完治している場合や再発の可能性が低い場合は条件付きで加入できる可能性があります。一例としては、以下の疾患が挙げられます。

    • パテラ(膝蓋骨脱臼)
    • 椎間板(ついかんばん)ヘルニア
    • 眼疾患(白内障、緑内障など)
    • 心疾患 など

    条件付きでの加入になる傷病や注意事項は各保険会社の告知書で確認が可能です。ただし、告知内容や保険会社の判断によっては加入不可の判断となる可能性もあるので、気になる点があれば保険会社に問い合わせてみるとよいでしょう。

    また、告知内容に記載のない病気やケガであっても、以下のように何かしらの症状がある場合には、加入を断られたり条件付きでの加入となったりする場合があります。

    • 下痢
    • 嘔吐
    • 皮膚炎
    • 歯周病
    • 外耳炎
    • 尿路結石
    • 血便
    • 腎臓値や血糖値の異常 など

    このような症状が見られても、完治後や症状が落ち着いたタイミングであれば審査に通る可能性もあります。そのため、一度審査に落ちてしまった場合でも、完治後など症状がなくなってからもう一度申し込んでみるとよいでしょう。

    とはいえ、スムーズにペット保険に加入するために健康なうちから検討・加入することをおすすめします。

    ペット保険に加入できるのは何歳までのペット?

    ペット保険に加入できるのは何歳までのペット?
    (vasekrak/Adobe Stock)

    新規でのペット保険の加入対象は、下限は0歳、上限は7歳から12歳までが一般的です。また、更新時に年齢の上限などを設けている場合があるため、検討時に必ず確認しておきましょう。

    年齢の下限は0歳・上限は7歳~12歳が多い

    ペット保険の加入条件の一つである年齢の下限は0歳(生後0~60日以上)が一般的です。生まれてすぐのペットは対象外となる保険もありますが、ペットショップやブリーダーから迎え入れる年齢であれば、ほとんどのケースにおいて加入できます。

    一方で、新規加入の年齢上限は、7歳から12歳までが一般的です。8歳以降になると、加入可能なペット保険の選択肢が限られてくる傾向があります。

    新規加入時に年齢制限が設けられていないペット保険はほとんどありません。安心して備えられる期間を少しでも長くするためにも、ペット保険への加入は、ペットが若くて健康なうちの検討・加入がおすすめです。

    更新可能な年齢に上限を設けている場合がある

    加入時だけでなく、保険の更新時にもペットの年齢には注意が必要です。一部のペット保険では、更新可能な年齢に上限が設けられていることがあります。更新可能な年齢に上限がある場合、その年齢に達すれば保険を継続できなくなります。

    他にも、更新時の審査の有無や更新後の年間の支払い回数などの条件も加入前に確認しておくことが大切です。

    ペット保険に加入するおすすめのタイミング2つ

    ペット保険に加入するおすすめのタイミング2つ
    (Khorzhevska/Adobe Stock)

    ペット保険に加入するおすすめのタイミングは次の2つです。

    • ペットが健康なうち
    • ペットの年齢が若いうち

    以下ではこれらの2つのタイミングの理由について解説します。

    ペットが健康なうちに加入する

    病気やケガになってからでは、加入を断られてしまう可能性があります。加入できたとしても、「特定の病気を補償しない」「特定の部位を補償しない」といった条件が付く場合もあります。

    可能な限り健康状態が良好な時期に検討・加入をしましょう。

    ペットの年齢が若いうちに入る

    ペット保険には加入年齢に上限があるため、高齢になると加入できる保険の選択肢が狭まってしまいます。ペットが年齢を重ねると病気やケガのリスクも上がるため、年齢的には加入できるものの健康状態が理由で加入が難しくなる場合もあります。

    また、子犬であっても骨折やおもちゃの誤飲などのリスクは伴う点に留意しなければなりません。十分な免疫がついていない年齢では、感染症や下痢、嘔吐などのリスクもあるため、なるべく年齢が若いうちに加入しておいた方が安心感を得られやすいでしょう。

    ペット保険を選ぶときのポイント3つ

    ペット保険を選ぶときのポイント3つ
    (Paylessimages/Adobe Stock)

    多種多様なペット保険の中から保険を絞り込むことは難しく感じるかもしれません。そこで、保険を選びやすくするための3つのポイントをご紹介します。

    • 年齢ごとの保険料
    • 更新時の条件
    • 利用可能な回数は十分か

    それでは、それぞれのポイントについて詳しく見てみましょう。

    年齢ごとの保険料

    多くのペット保険では、病気のリスクが上がる高齢になるにつれて割高になる傾向にあります。加入するペット保険によっては、加入当初は問題なく保険料を支払えていても、ペットが高齢になった際に保険料の支払いに負担を感じてしまうかもしれません。

    そのため、ペットの平均寿命を踏まえた上で10歳以降の高齢時の保険料も無理なく支払えるかで判断することが大切です。

    更新時の条件

    ペット保険は、1年ごとに更新して継続するのが一般的です。更新時に審査がなく初年度と同じ条件で更新できる保険もあれば、更新時の審査で利用状況に応じて補償内容や保険料が変更になる保険などさまざまです。

    ペット保険によっては、一定の年齢に達した場合や限度額の上限まで保険を利用した場合など、継続できない条件の記載があることがあります。

    保険の更新ができず病歴などで他の保険への新規加入も難しい場合、残りのペット生活は無保険状態になってしまう可能性もあるため、更新時の条件と終身で継続可能か必ず確認するようにしましょう。

    利用可能な回数は十分か

    犬や猫に多いアレルギー疾患、下痢や嘔吐などの不調は、症状や体質によっては定期的な通院が必要になることがあります。一概に何回の通院があれば大丈夫と言えるものではないため、年間の保険金の支払い回数に制限がない、もしくは、十分にある保険を選んでおくと安心です。

    骨折や膝蓋骨脱臼(パテラ)などの手術では、複数回の手術が必要になることもあります。1度異物誤飲をした子が、数か月後にもう一度誤飲をしたという事例もあるため、入院と手術の保険金の支払い回数も確認するようにしましょう。

    ペット保険は1年ごとに継続更新していくのが一般的ですが、犬の平均寿命(※)は14.62歳、猫の平均寿命は15.79歳といわれています。

    次の点もしっかりと確認して、安心して長く加入できる保険を選びましょう。

    • 更新時に年間の支払い上限回数がリセットされる保険か
    • 保険金の支払い回数や金額に応じて、次年度の補償条件が変わらないか

    ※ 令和5年全国犬猫飼育実態調査(一般社団法人ペットフード協会)

    高額治療費の支払いに強いペット保険なら『げんきナンバーわんスリム』

    高額治療費の支払いに強いペット保険を選ぶならペット&ファミリー損保の『げんきナンバーわんスリム』がおすすめです。ペット&ファミリー損保は日本のペット保険会社の中で長い歴史を持つ会社の1つです。

    『げんきナンバーわんスリム』には3つの特徴があります。

    1. 高額治療・長期にわたる慢性疾患の治療に強い※1・2
    2. 10歳以上の保険料は一律※3
    3. 充実した補償内容「幅広い傷病に対応」※1・2

    商品の詳細は、WEBサイトをご確認ください。

    ※1 補償期間中に受けた病気・ケガの治療に対し、保険金の年間限度額はプラン70の場合は70万円まで、プラン50の場合は50万円まで。また、1日あたり5,000円の免責金額(自己負担額)があります。
    ※2 保険金のお支払い対象とならない治療費がありますので、詳しくは、「補償内容ページ」「お支払い事例ページ」「重要事項説明書」等をご覧ください。
    ※3 今後の商品改定等により、保険料が変更となる場合があります。

    1)高額治療・慢性疾患の治療に強い※1・2

    1日に複数の検査を行うような通院、手術や入院の内容によっては、治療費が高額になるケースも少なくありません。

    例えば、1日あたりの保険金支払い限度額が1万円の保険に加入していた場合、通院で10万円の治療が発生しても、1日あたりの限度額を超える9万円は自己負担となります。

    1日あたりの限度額なし!

    しかし、『げんきナンバーわんスリム』には、1日あたりの限度額がないため、通院でも最大で70万円の保険金を受け取ることができます。

    年間の利用回数に制限なし!

    年間の利用回数にも上限がないので、慢性疾患で20回を超える通院が発生しても、年間の限度額内であれば何度でも保険金の請求が可能です。

    2)10歳以上の保険料は一律※3

    ペット保険は人の保険と同様、年齢が高くなるほど保険料が高くなるのが一般的です。特にペットの年齢が10歳を超えると保険料が大きく値上がりする場合があります。

    保険料は10歳以降は一律ペット保険のペット&ファミリー損保「げんきナンバーわんスリム」

    『げんきナンバーわんスリム』は月々1,560 円から*ご加入いただけ、生涯保険を続けられるように10歳以降の保険料は一律です。

    契約更新時の審査はないため、契約時と同じ条件で終身での継続が可能。将来の経済的負担を気にすることなく、安心して万が一の備えが続けられます。

    *プラン50(小型犬・初年度保険料1歳)の場合

    3)幅広い傷病に対応※1・2

    手厚い補償内容|ペット保険のペット&ファミリー損保「げんきナンバーわんスリム」

    『げんきナンバーわんスリム』は全国すべての動物病院に対応しています。通院、入院、手術はもちろん、時間外診療費にも対応。急な休日や夜間の診療でも安心です。

    さらに、ペット保険で補償対象外となりがちな、歯科治療、膝蓋骨脱臼(パテラ)、椎間板ヘルニア、先天性・遺伝性疾患、猫エイズ(FIV)も補償対象となります。

    先天性や遺伝性の病気が心配な0~3歳の若齢の犬猫も安心して加入いただけます。

    犬や猫に多い以下の病気やケガの治療も幅広く補償します。

    犬に多い病気・ケガ 猫に多い病気・ケガ
    ●歯周病などの歯科疾患※4
    ●椎間板ヘルニア
    ●異物誤飲
    ●骨折
    ●僧帽弁閉鎖不全症
    ●ガン

    ≪先天性・遺伝性の可能性がある病気≫
    ●膝蓋骨脱臼(パテラ)
    ●特発性てんかん
    ●若齢性白内障
    ●進行性網膜萎縮症
    ●歯周病などの歯科疾患※4
    ●異物誤飲
    ●腎不全
    ●尿路結石症
    ●心筋症
    ●ガン

    ≪先天性・遺伝性の可能性がある病気≫
    ●多発性囊胞腎(のうほんじん)症
    ●肥大型心筋症
    ●骨軟骨異形成症
    ●進行性網膜萎縮症
    ※4 乳歯遺残(不正咬合を含みます)、歯列矯正などケガ・病気にあたらないもの、治療に該当しないものは保険金のお支払い対象外となります。

    補償プラン

    補償プランはご都合に合わせて、シンプルでわかりやすい2種類からお選びいただけます。

    小型犬の補償ブラン|ペット保険のペット&ファミリー損保「げんきナンバーわんスリム」

    ※ 補償期間中に受けた病気・ケガの治療に対し、保険金の年間限度額はプラン70の場合は70万円まで、プラン50の場合は50万円まで。また、1日あたり5,000円の免責金額(自己負担額)があります。
    ※ 保険金のお支払い対象とならない治療費がありますので、詳しくは、「補償内容ページ」「お支払い事例ページ」「重要事項説明書」等をご覧ください。
    ※今後の商品改定等により、保険料が変更となる場合があります。
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    ペット保険の加入に関するよくある質問

    ペット保険の加入に関するよくある質問
    (LIGHTFIELD STUDIOS/Adobe Stock)

    ペット保険には初めて加入するという飼い主さんも多く、ペット保険の加入条件に関して、さまざまな質問が寄せられます。

    • ペットの年齢が分からないときはどうする?
    • ペット保険の加入に年収は関係ある?
    • ペット保険の加入に健康診断書は必要なのか?
    • 加入前から治療中のケガや病気はペット保険で補償されるのか? 
    • 審査なしで加入できるペット保険はあるのか?

    ここでは、これらの質問にお答えします。

    ペットの年齢が分からないときはどうする

    ペットの年齢が分からないときは、動物病院でペットの推定年齢を調べてもらいましょう。

    ペット保険の加入時に提出する契約申込書には、ペットの生年月日や年齢を記載する項目が設けられています。正確な年齢が不明な場合は推定年齢で加入することも可能ですが、飼い主さんの判断ではなく獣医師による推定年齢の確認が必要です。

    【関連記事】
    ペット保険は保護猫や野良猫など年齢不明なペットでも入れる!加入の流れや注意点を紹介

    ペット保険の加入に年収は関係ある?

    飼い主さんの年収を加入条件としている保険はありません。ただし、ペット保険の保険料を継続して支払い続けられる収入がなければ、途中で解約することになる可能性もあります。

    当社のペット保険『げんきナンバーわんスリム』では、犬の場合月々1,560円から、年払いでは16,230円からご加入いただけます。(※)

    ※1歳の小型犬、プラン50に加入の場合。
    *2024年7月時点の内容です。今後の商品改定や保険料率の見直し等により、変更となる場合があります。

    ペット保険の加入に健康診断書は必要なのか?

    加入するペット保険によって異なりますが、加入時に健康診断書の提出が必要なペット保険もあります。必要書類に不明点がある場合は保険会社に確認しましょう。

    なお、『げんきナンバーわんスリム』では、健康診断書は不要でお申し込みいただけます。

    *2024年7月時点の内容です。今後の商品改定や保険料率の見直し等により、変更となる場合があります。

    加入前から治療中のケガや病気はペット保険で補償されるのか?

    ペット保険は加入後のケガや病気を補償するものです。そのため、現在治療中のケガや病気は補償対象外となり、診療費や治療費は自己負担となります。

    ペット保険に加入する場合は、治療中のケガや病気が完治したり、症状が落ち着いたりしたタイミングでの申込みをおすすめします。

    審査なしで加入できるペット保険はあるのか?

    ペット保険に新規加入する際は、必ず審査が設けられています。なぜなら、ペット保険はペットが健康体であることが前提として成り立つ相互扶助制度だからです。現状では、審査なしで加入できるペット保険はありません。

    加入条件を確認してペット保険を選ぼう

    加入条件を確認してペット保険を選ぼう
    (Alena Ozerova/Adobe Stock)

    ペット保険の主な加入条件は「健康体であること」「新規加入可能な年齢であること」「日本国内の家庭で飼われているペットであるかどうか」の3点です。細かな加入条件は保険会社によって異なるため、保険検討時には、必ず加入条件を確認しましょう。

    さらに、既往歴や現在の健康状態に関しては告知義務があり、場合によっては条件付きでの加入や加入できないケースもあります。告知の際には告知書の内容にしっかりと目を通した上で、正しく告知することが大切です。ペットも人と同様に高齢になるほど病気やケガのリスクが高くなるため、なるべく若く健康なうちの加入を検討しましょう。

    著者・監修者

    PNS編集部

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    ペットニュースストレージ編集部です。

    PNS編集部

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