ペット保険は、必ず入るべきというものではありません。飼い主さんによっては、ペット保険に加入していない場合もあるでしょう。
一方で、「ペット保険に加入しておけばよかった…」と後悔する飼い主さんがいることも事実です。大切なことは、飼い主さんが「ペット保険に入るべきなのかどうか」を冷静に見極めることです。
そこで今回は、ペット保険の特徴や、ペット保険に加入する・加入しない主な理由、ペット保険に入ったほうがよい人の特徴などを解説します。
もくじ
ペット保険に入るか・入らないかの判断は、まずはペット保険がどのようなものであるかを理解することから始めましょう。保険料やペットの治療費の相場などを把握した上で、飼い主さんの考え方と照らし合わせながら判断することをおすすめします。
ペットの治療費は、場合によっては数十万円かかることもあります。高額な支払いが必要になった際に、貯蓄がなければ、ペットに十分な治療を受けさせてあげられない可能性もあります。保険は万が一に備えて入るものであるため、「保険料の元が取れるか取れないか」の損得で判断するべきではないでしょう。
ペット保険とは、ペットの治療費を補償し、飼い主さんの自己負担額を減らしてくれるものです。補償されるのは、ペット保険の補償対象となる病気やケガの治療費です。
人と違って、ペットには公的な健康保険制度がないため治療費は全額自己負担となります。そのため、ペットの治療費が高いと感じる人は少なくありません。さらに、動物病院は自由診療のため動物病院ごとに治療費が異なります。
治療内容によっては治療費が高額になる場合も珍しくないため、自己負担額を減らすためにはペット保険などで備えておく必要があるでしょう。
また、ペットはちょっとした病気やケガであっても、結果的に深刻な症状を引き起こすことがあります。そのため、思わぬ形で高額な治療費が必要になる可能性もゼロではありません。「貯蓄が足らず、治療費が払えない」といった事態に陥らないためにも、ペット保険への加入を検討しましょう。
日本国内におけるペット保険の加入率は年々高くなっており、18.68%(※1)です。海外のペット保険加入率が30%~40%(※2)程度といわれているため、日本におけるペット保険への加入率は低水準であるといえるでしょう。
加入率は海外と比べると低いものの、ペットの寿命は年々延びています。一般社団法人ペットフード協会の調査によると、2010年から2022年にかけて、犬猫ともに平均寿命が約1年延びているとわかります。
2010年 | 2023年 | |
犬 | 13.87歳 | 14.62歳 |
猫 | 14.36歳 | 15.79歳 |
また、ペット医療の高度化も進んでおり、飼い主さんの治療費負担は増加傾向にあります。加入率は参考程度に考え、自分やペットにとって必要かどうかを見極めることが大切です。
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※1 2024年3月時点、ペット&ファミリー損保調べ。主要ペット保険会社 8社(アニコム損保、アイペット損保、ペット&ファミリー損保、楽天損保、SBI プリズム少短、SBIいきいき少短、ペットメディカルサポート、FPC)の保有契約数と犬猫の飼育頭数(ペットフード協会「令和 5 年(2023年)全国犬猫飼育実態調査」)より算出
※2 出典:株式会社富士経済|2021年ペット関連市場マーケティング総覧
ペットの平均的な生涯治療費は以下の通りです。
算出にあたっては、一般社団法人ペットフード協会『令和5年 全国犬猫飼育実態調査』のデータを用いています。「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」による「獣医にかかる医療費」と「平均寿命」は次の通りです。
犬 | 猫 | |
獣医にかかる医療費(1ヵ月あたり※2) | 4,284円 | 3,400円 |
獣医にかかる医療費(1年あたり ※1) | 5万1,408円 | 4万0,800円 |
平均寿命(※2) | 14.62歳 | 15.79歳 |
平均的な生涯治療費(※3) | 75万1,585円 | 64万4,232円 |
このように、治療費だけでも多くのお金が必要なことが分かります。特に犬の場合、大型犬など体のサイズが大きければ大きいほど、治療費も高くなる傾向にあります。
ペット保険には、次のような特徴があります。
ここからは、一般的なペット保険にみられる上記の6つの特徴について解説します。
一般的にペット保険は、保険金の請求が発生しなくとも保険料は戻らないという仕組みとなっています。
契約の更新は、1年ごとに行います。更新時の条件変更がなく終身で自動更新できる保険もあれば、更新時の利用条件に応じて変更がある保険、更新可能な年齢に上限がある保険などがあります。更新時の条件を確認することが大切です。
人と同じでペットも年を重ねると病気やケガのリスクが高くなるため、年齢とともに保険料が上がることがほとんどです。
ペット保険では、主に次の治療費が補償されます。
ペット保険によって、通院・入院・手術すべてを補償する「フルカバー型」と入院と手術のみ、通院のみなどを補償する範囲を限定した「特化型」に分かれます。ペット保険ではフルカバー型のものが多く、特化型の保険の種類はあまり多くありません。
ただし、フルカバー型・特化型のいずれにおいても、すべての治療費が補償対象となるわけではありません。人と同様、健康診断や予防接種などのいわゆる予防医療や健康体に行う検査・処置などは補償の対象外となるのが一般的です。
また、補償対象となる病気やケガの内容も保険会社によって異なります。加入時に内容を確認し、自分のペットに合った保険を選択しましょう。
ペット保険では「補償割合」が決められており、「50%」「70%」といった補償割合が一般的です。例えば、10万円の治療費が発生し、補償割合が70%の場合、支払われる保険金と自己負担額は以下のようになります。
治療費 | 10万円 | |
補償割合70%の 保険加入時※ |
保険金 | 7万円 |
自己負担額 | 3万円 |
※治療費全てが補償の対象となる場合
補償割合が高いと保険料も高くなりますが、自己負担額を減らせます。加入した後に補償割合を変更することは難しい場合があるため、加入前にどちらが自分に合っているかをよく検討しましょう。
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ペット保険の補償割合は50%と70%のどっちがおすすめ?【比較解説】
ペット保険はペットが0歳から加入可能です。生まれて間もない場合は加入できない保険もありますが、生後1~2カ月以上であれば加入できる保険が大半です。
ペットは年を重ねるごとに病気やケガのリスクが高まる一方、子犬・子猫の頃もさまざまな危険があります。例えば、幼少期はいろいろなものに対して好奇心を抱くことから異物誤飲しやすく、筋骨格が発達していないため骨折に対するリスクが特に高いです。
そもそも、ペット保険は健康体での加入が原則です。健康状態や病歴によっては加入できません。ペット保険の中には条件付きで加入できる場合もありますが、特定の病気やケガが免責(補償されないこと)になる可能性もあります。ペット保険はペットが若くて健康なうちに加入を検討しましょう。
ペット保険には、治療費の補償だけではなく、飼い主さん向けのサービスや特典があるものもあります。一例としては、獣医にオンラインでしつけや健康相談ができるサービスや、加入者向けの優待サービスなどが挙げられます。
当社の『げんきナンバーわんスリム』では、専門資格を持つアドバイザーに無料で相談できる「ワンニャン相談室」のサービスがご利用可能です。また、全国にあるホテルやレジャー施設、レンタカーなどが特別優待価格で利用できる「T&Dクラブオフ」もご利用いただけます。
■詳しくは以下のページをご覧ください。
ご契約者向け特典&サービス | ペット保険のペット&ファミリー損保【公式】
ペット保険によって補償内容はさまざまです。例を挙げると、次の傷病を補償していないものもあります。
ペット保険に加入していても、ご自身のペットがかかりやすい病気やケガが補償されなければ、万が一に備えられているとはいえないでしょう。
また、ペット保険の中には、1日(1回)あたりの支払い限度額や年間の保険金の支払い回数に制限を設けているものもあります。例えば、1回あたりの手術の支払限度額が20万円だった場合、25万円の手術費がかかると5万円は自己負担となります。
そのため、補償内容と合わせて「1日(1回)あたりの支払い限度額や年間の保険金の支払い回数の上限」を確認しましょう。上限が決まっている場合も、他のペット保険と比較して「金額や回数は妥当か」を検討することをおすすめします。加入時だけではなく、「ペット保険が更新されたときに保険金の支払い回数がどうなるか」も確かめておくことが大切です。
ペット保険にはたくさんのメリットがありますが、加入するか否かは、飼い主さんそれぞれに理由があるでしょう。ここではペット保険に加入する理由・加入しない理由を紹介します。
ペット保険に加入している飼い主さんの場合、次の4つが加入理由として多く挙げられます。
以下ではそれぞれの理由について詳しく解説します。
ペットの治療費は全額自己負担であり、手術など治療内容によっては高額になります。ペットに万が一のことがあった際、治療費の自己負担額を減らすためには、ペット保険などで備えておくことが必要です。
ペット保険に頼らず貯金を積み立てる飼い主さんもいますが、何らかの事情で使ってしまったり、十分に貯まらなかったりする可能性もあるでしょう。一方、ペット保険であれば保険料を支払い、更新を続けることで万が一に備えることができます。
【当社に寄せられたペット保険加入のきっかけ】
高額な医療費に備えて。手術によっては30万円以上かかったりする事を知っているので。 (5歳・ミニチュア・ダックスフンド) |
周りの犬を飼っている友人知人から、犬の病気や誤飲などの話を聞いていたので、犬を飼った際は必ず加入しようと思っていた。 (2歳・ラブラドール・レトリバー) |
ペットは話ができないため、体調が悪い場合も言葉で訴えられません。そのため、軽い不調であっても動物病院へ連れていくことが大切です。
ペット保険に加入していない場合、少し気になることがあっても、医療費のことが気になり気軽に動物病院へ連れていきづらくなる可能性が考えられます。ペット保険に加入していれば、自己負担額が3割や5割になるため、医療費をそれほど気にすることなく動物病院に連れていくことができるでしょう
【当社に寄せられたペット保険加入のきっかけ】
病気になった時に金銭的な面を気にする事なく、気軽に病院へ通えるようにペット保険に加入しました。 (0歳・ノルウェージャンフォレストキャット) |
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ペット保険はどのようなペットでも確実に加入できるわけではありません。年齢や健康状態によっては加入できない場合もあります。そのため、「入りたくても入れない」と後悔することもあるのです。
実際に、当社のペット保険に加入した飼い主さんからは「過去にペット保険に入っていなくて後悔したから」「友人がペット保険に入っていなくて後悔していたから」という声も多く聞かれます。
反対に、若くて健康なうちから加入していれば、健康状態を理由に加入できない事態を避けることができるでしょう。ペット保険に加入するのであれば、なるべく後悔することがないよう、ペットを飼い始めたらすぐに加入することをおすすめします。
【当社に寄せられたペット保険加入のきっかけ】
先住猫がガンで亡くなり、その子は保険に入っていなかったので、この子は入っておこうと思い、加入しました。 (8歳・アメリカンショートヘア) |
前に飼っていた子は無保険でした。 子宮蓄膿症、メラノーマ、血管肉腫などで100万円は楽に超える医療費がかかりました。だから必ず入ろうと思いました。 (4歳・ラブラドール・レトリバー) |
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ペットには、次のような病気やケガのリスクがあります。
犬に多い病気・ケガ | 猫に多い病気・ケガ |
---|---|
・歯周病などの歯科疾患* ・椎間板ヘルニア ・異物誤飲 ・骨折 ・僧帽弁閉鎖不全症 ・ガン ≪先天性・遺伝性の可能性がある病気≫ ・膝蓋骨脱臼(パテラ) ・特発性てんかん ・若齢性白内障 ・股関節形成不全 | ・歯周病などの歯科疾患* ・異物誤飲 ・腎不全 ・尿路結石症 ・心筋症 ・ガン ≪先天性・遺伝性の可能性がある病気≫ ・多発性囊胞腎(のうほんじん)症 ・肥大型心筋症 ・骨軟骨異形成症 ・進行性網膜萎縮症 |
このようなリスクに備えるために加入する飼い主さんは少なくありません。また、「ペットがやんちゃで元気な性格のため、ケガが心配」という理由で加入する飼い主さんもいます。
【当社に寄せられたペット保険加入のきっかけ】
スコティッシュフォールドは特有の病気が出やすいので、早めに対策しておこうと思った。 (5歳・スコティッシュフォールド) |
ゴールデンを家族に迎えようと決めた時に 色々と調べてたらガンにかかりやすい犬種みたいで、何か病気にかかった時はできることはすべてやってあげたいと思った。 (2歳・ゴールデン・レトリバー) |
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一方で、ペット保険に加入していない飼い主さんの場合、主に次の3つが理由として挙げられます。
以下では、これらペット保険に加入しない理由を詳しく解説します。
「ペット保険は掛け捨てだから」という理由から治療費分を貯金で積み立てる飼い主さんもいます。積み立てであれば、治療費がかからなかった場合、保険料が無駄になることがありません。
ただし、治療費は動物病院や地域、健康状態によって大きく異なります。そのため、「これだけあれば大丈夫」といった明確な基準はないといえます。
また、ペットは突発的な病気やケガに見舞われることもあります。貯金の積み立てを始めて間もない頃に大きな病気・ケガが見つかった場合、高額な治療費を支払えない可能性もあるでしょう。
ペット保険の補償割合は「50%」または「70%」が一般的であり、全額補償される保険は少ないです。このような特徴から「保険料のほうが高くついてしまうのでは?」と考え、保険の加入を見送る飼い主さんもいます。
しかし、ペット保険は本来「損か得か」で考えるものではなく、万が一の備えとして加入するものです。突発的な出費に備えておきたい場合は、ペット保険の加入を検討することをおすすめします。
「ペット保険は終身補償されないのでは?」と考えて、加入しない飼い主さんもいるようです。ペット保険によっては、契約の更新時に条件を設けているものも珍しくありません。
一方で、当社の『げんきナンバーわんスリム』のように、更新時も契約時と同じ補償内容で、終身にわたって契約を更新できるペット保険もあります。契約前に「終身で契約更新ができるか」「利用状況に応じて補償内容が変更されないか」などを確認しておくことが大切です。
ここからは、ペット保険に入るべき人の特徴や加入のメリットを紹介します。
上記の3つに当てはまる飼い主さんは、前向きにペット保険への加入を検討してみましょう。
治療費の支払いに不安がある飼い主さんは、ペット保険への加入がおすすめです。ペットの治療費は全額自己負担となるため、場合によっては高額な治療費が必要になることもあるからです。
特に、近年は医療が発展するとともに、ペットの高齢化が進んでいます。ペットと長く一緒にいられることはうれしい限りですが、高齢になるほど深刻な病気やケガのリスクが高まることも事実です。
突発的かつ高額な医療費の支払いに不安を感じるのであれば、ペット保険への加入を検討してみましょう。
ペットが病気やケガをした際に治療の選択肢を増やしたい飼い主さんは、ペット保険の加入を検討するとよいでしょう。ペット保険に加入していれば自己負担額が減るため、本来は高額な支払いが必要な治療方法も選択しやすくなります。
ペット保険に入っていない場合、経済的な事情で治療を諦めなければならない場面もあるでしょう。このような事態を防ぎ、ペットの健康を第一に考えたい場合はペット保険への加入がおすすめです。
経済面での安心感を得られる点もペット保険のメリットです。ペット保険に加入していない場合、「万が一のことがあると治療費が高くなるから」と考え、外出や遊びを控える飼い主さんもいるかもしれません。
ペット保険に加入していれば、このような心理的な負担が減り、動物病院に連れていきやすくなります。結果として、安心感を得ながらいろいろなことにチャレンジするなど、たくさんの思い出を作ることができるでしょう。
ペット保険の加入には、いくつか注意すべき点があります。特に、以下の点は必ず頭に入れておきましょう。
ここからは、上記の3点について詳しく解説します。
ペット保険には加入条件が決められており、年齢や健康状態によっては加入できません。例えば、当社の『げんきナンバーわんスリム』の場合、新規加入可能な年齢は「生後45日以上満7歳以下」という条件があります。
また、次の病気にかかったことがあるペットは加入できません。(疑いを含む)
悪性腫瘍(ガン)、腎不全、糖尿病、肝不全・肝硬変、副腎皮質機能低下症・亢進症、甲状腺機能低下症・亢進症、免疫介在性溶血性貧血、巨大食道症(食道拡張症)、膵外分泌不全、猫伝染性腹膜炎、猫白血病ウイルス感染症、猫免疫不全ウイルス感染症、特発性てんかん、水頭症 |
「ペット保険に入りたいのに入れない」といったことにならないよう、あらかじめペット保険の加入条件を確かめておきましょう。
どのようなペット保険でも、保険加入時には健康状態の告知が必要です。告知では現在の健康状態だけでなく、過去の病歴も申告する必要があります。
「申告しなくても分からないだろう」と考え、不正確な情報を記載することは避けましょう。保険会社は告知内容を細かく審査するため、必ず実態が判明してしまいます。場合によっては告知義務違反となり、保険金が受け取れなくなったり、契約が解除されたりする可能性もあるでしょう。
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ペット保険によって補償内容はさまざまです。そのため、保険料が補償内容に見合っているかも確認しましょう。
ペット保険は1年ごとの契約更新時に、年齢に応じた保険料に代わります。加入時点では安くても、更新するにつれて保険料が上がり、ペットの平均寿命から考えて「トータルでいくらかかるか」を計算し、比較・検討することが大切です。
高額治療費の支払いに強いペット保険を選ぶならペット&ファミリー損保の『げんきナンバーわんスリム』がおすすめです。ペット&ファミリー損保は日本のペット保険会社の中で長い歴史を持つ会社の1つです。
『げんきナンバーわんスリム』には3つの特徴があります。
商品の詳細は、WEBサイトをご確認ください。
※1 補償期間中に受けた病気・ケガの治療に対し、保険金の年間限度額はプラン70の場合は70万円まで、プラン50の場合は50万円まで。また、1日あたり5,000円の免責金額(自己負担額)があります。
※2 保険金のお支払い対象とならない治療費がありますので、詳しくは、「補償内容ページ」「重要事項説明書」等をご覧ください。
※3 今後の商品改定等により、保険料が変更となる場合があります。
1日に複数の検査を行うような通院、手術や入院の内容によっては、治療費が高額になるケースも少なくありません。
例えば、1日あたりの保険金支払い限度額が1万円の保険に加入していた場合、通院で10万円の治療が発生しても、1日あたりの限度額を超える9万円は自己負担となります。
しかし、『げんきナンバーわんスリム』には、1日あたりの限度額がないため、通院でも最大で70万円の保険金を受け取ることができます。
年間の利用回数にも上限がないので、慢性疾患で20回を超える通院が発生しても、年間の限度額内であれば何度でも保険金の請求が可能です。
ペット保険は人の保険と同様、年齢が高くなるほど保険料が高くなるのが一般的です。特にペットの年齢が10歳を超えると保険料が大きく値上がりする場合があります。
『げんきナンバーわんスリム』は月々1,560 円から*ご加入いただけ、生涯保険を続けられるように10歳以降の保険料は一定です。
契約更新時の審査はないため、契約時と同じ条件で終身での継続が可能。将来の経済的負担を気にすることなく、安心して万が一の備えが続けられます。
*プラン50(小型犬・初年度保険料1歳)の場合
『げんきナンバーわんスリム』は全国すべての動物病院に対応しています。通院、入院、手術はもちろん、時間外診療費にも対応。急な休日や夜間の診療でも安心です。
さらに、ペット保険で補償対象外となりがちな、歯科治療、膝蓋骨脱臼(パテラ)、椎間板ヘルニア、先天性・遺伝性疾患、猫エイズ(FIV)も補償対象となります。
先天性や遺伝性の病気が心配な0~3歳の若齢の犬猫も安心して加入いただけます。
犬や猫に多い以下の病気やケガの治療も幅広く補償します。
犬に多い病気・ケガ | 猫に多い病気・ケガ |
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●歯周病などの歯科疾患※4 ●椎間板ヘルニア ●異物誤飲 ●骨折 ●僧帽弁閉鎖不全症 ●ガン ≪先天性・遺伝性の可能性がある病気≫ ●膝蓋骨脱臼(パテラ) ●特発性てんかん ●若齢性白内障 ●進行性網膜萎縮症 | ●歯周病などの歯科疾患※4 ●異物誤飲 ●腎不全 ●尿路結石症 ●心筋症 ●ガン ≪先天性・遺伝性の可能性がある病気≫ ●多発性囊胞腎(のうほんじん)症 ●肥大型心筋症 ●骨軟骨異形成症 ●進行性網膜萎縮症 |
補償プランはご都合に合わせて、シンプルでわかりやすい2種類からお選びいただけます。
※ 補償期間中に受けた病気・ケガの治療に対し、保険金の年間限度額はプラン70の場合は70万円まで、プラン50の場合は50万円まで。また、1日あたり5,000円の免責金額(自己負担額)があります。
※ 保険金のお支払い対象とならない治療費がありますので、詳しくは、「補償内容ページ」「重要事項説明書」等をご覧ください。
※今後の商品改定等により、保険料が変更となる場合があります。
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ペット保険は「保険料の元が取れるかどうか」といった損得で考えるものではありません。ペットに万が一のことがあった際に、自己負担を減らして治療費を払いやすくするためのものです。
ペット保険は必ず入るべきものではないものの、突発的な支払いに備えたいのであれば加入をおすすめします。ただし、ペット保険によって補償内容などは異なるため、補償内容や保険料を踏まえた上で、ペットを飼う前や飼い始めなど早めのタイミングで十分に検討することが大切です。