子犬の購入方法は?ペットショップとブリーダー、それぞれのメリット・デメリットとは?
2023.07.14 作成

子犬の購入方法は?ペットショップとブリーダー、それぞれのメリット・デメリットとは?

PNS編集部

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犬との暮らしは毎日が発見と喜びに満ち溢れています。もしもあなたが犬を飼うと決めたのなら、その瞬間からすでにワクワクが始まっていることでしょう。すでにペットショップや、ブリーダーなどの購入方法について調べているかもしれません。そこで今回は、ペットショップとブリーダー、それぞれから犬を迎え入れる際のメリット・デメリットを紹介します。

もくじ

    【犬の購入方法1】ペットショップから迎え入れる場合

    子犬の購入方法は?ペットショップとブリーダー、それぞれのメリット・デメリットとは?
    (hedgehog94/shutterstock)

    ペットショップで犬を購入するメリット

    ペットショップの最大のメリットは、その手軽さ。営業時間内であれば、好きな時に立ち寄ることができ、店舗に行くだけで自由に子犬を見ることができます。

    気になる子がいれば抱っこしたり、時間をかけて様子を観察したりすることができるでしょう。来店時、店頭に欲しい犬種がいない場合も、相談すれば関連店舗から取り寄せてもらえる場合があります。

    特に欲しい犬種が決まっていない場合は、一度にいろいろな犬種を見られるので比較・検討しやすくなります。ときには純血種以外に出会えることもあるため、魅力的なミックス犬を探している人にもおすすめです。

    ほかにも、子犬の購入に合わせて、サークルやケージ、フードなどの必要なグッズを揃えるのも簡単です。お店によっては同時購入の割引やお得なセットが準備されていることもあるので、確認してみるとよいでしょう。

    店舗なので、購入後に突然連絡が取れなくなるというリスクも少ないです。

    ペットショップで犬を購入するデメリット

    ペットショップにいる子犬は、親犬の詳細がわからないことも多いです。未来の姿・性格・遺伝による病気を想像することが難しく、サイズや毛色など希望とは違う姿に成長するかもしれません。

    安心できるペットショップの選び方

    健康で可愛い子犬に出逢いたい場合は、子犬が実際に過ごしているスペースを観察し、清掃状況を確認しましょう。

    排泄物の処理が迅速に行われていることは基本。子犬は排泄回数も多いので、忙しいタイミングでは遅れることもあるかもしれませんが、ケージの汚れや子犬の汚れがひどく日常的に汚れているようであれば注意が必要です。

    子犬の様子もよく確認をしましょう。毛艶や目の輝き、体の大きさ、動き方などに元気があれば安心でしょう。

    ほかにも、スタッフが丁寧で愛情をもって犬と接しているようであれば信頼できる店舗といえそうです。購入前には、アフターケアについても確認しておくとよいでしょう。

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    【犬の購入方法2】ブリーダーから迎え入れる場合

    【犬の購入方法2】ブリーダーから迎え入れる場合
    (David Tadevosian/shutterstock)

    ブリーダーで犬を購入するメリット

    ブリーダーで購入するメリットは、親犬や兄弟の様子を見られる可能性があることです。親犬などを見られれば、サイズや毛色など、成長後の姿を想像しやすくなるかもしれません。

    見た目だけでなく性格や遺伝性疾患の有無についても確認しやすいでしょう。

    また、特定の犬種にこだわっているブリーダーの場合、骨格や体のパーツ、毛色にもこだわって繁殖しています。血統も管理されているので、犬種のスタンダードとして美しい犬に出会えるでしょう。

    優良なブリーダーなら、豊富な知識と経験を生かして、生涯幸せに暮らすためのさまざまなアドバイスもしてくれるはずです。

    月齢にもよりますが、親犬や兄弟などとの暮らしで社会性が身に付いている子の場合、多頭飼いもスムーズかもしれません。

    ブリーダーで犬を購入するデメリット

    自分でブリーダーを探し、連絡をとって訪問予約をしなければなりません。ふらりと気軽に訪問できるペットショップに比べると、最初のハードルが高く感じるでしょう。

    自宅の近くにあるとも限らないので、遠方まで足を運ばなければならいこともあります。

    感染症の蔓延を防ぐため、1日に複数の犬舎の訪問をお断りしていることも多いため、お迎えしたい犬種が決まっておらず、いろいろな犬種を見たい場合には向かないかもしれません。

    時期によっては子犬がいない場合も。人気のブリーダーでは子犬の予約待ちが発生していることもあり、長期間待たなければならないこともありそうです。

    安心できるブリーダーの選び方

    気になるブリーダーを見つけたら、まずは第一種動物取扱業の登録の有無を確認しましょう。

    第一種動物取扱業とは、動物の販売を行う業者や個人が行うべき登録で、都道府県知事や政令都市の長によって認定されます。

    動物の適切な取り扱いを確保するためのものなので、優良なブリーダーであれば必ず登録しています。インターネットでホームページなどを確認する際には、登録番号が明記されているかどうかを必ず確認しましょう。

    また、犬の繁殖はかなり奥が深く、ひとつのブリーダーが何種類もの犬を適切に交配させていくのはかなり難しいもの。できれば取り扱う犬種は少なく専門的な目線で交配に取り組んでいるブリーダーを選びましょう。

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    購入後の暮らしを想像して決断を

    購入後の暮らしを想像して決断を
    (Prostock-studio/shutterstock)

    実際に犬と暮らし始めたら、どんな方法で迎え入れたとしても大切な家族になるのは間違いありません。大切な家族が病気やケガで苦しまなくて済むよう、優良なペットショップやブリーダーとよく相談してから決めましょう。

    ペットブームといわれる昨今、悪質なペットショップやブリーダーの被害、お迎えしたものの飼いきれなくなるといった問題も少なくありません。一度の訪問で簡単に決めるのではなく、しっかりと考え、慎重に決めたいものです。

    そして、一度お迎えしたら一生大切に育ててください。そうすれば愛犬は、人生にたくさんの喜びをもたらしてくれるでしょう。

    著者・監修者

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