2023.06.30 作成
ペットの健康維持には欠かすことのできない健康診断。ペットは人とは異なり言葉で不調を訴えられないため、飼い主さんが定期的に健康診断を受けさせ、健康状態を確認することが大切です。 しかし、ペットの健康診断は決して安いものではありません。なかには「ペット保険でカバーできないだろうか」と考える飼い主さんもいるでしょう。 そこで今回は、健康診断費用がペット保険で補償されるのかを解説するとともに、重要性や加入するメリットや、選び方などを紹介します。
もくじ
基本的に、健康診断や予防接種などの予防医療は補償の対象外となります。ペット保険は病気の予防ではなく、病気やケガの治療費の補償を対象としているためです。
補償対象となる治療費はペット保険によって異なるものの、大まかに病気やケガなどの症状を伴うものであればペット保険の補償対象となります。予防医療や症状を伴わずに実施した検査や処置は、補償の対象外と覚えておくと理解しやすいでしょう。
ペット保険の補償対象となる治療費は、加入する保険会社やプランによって異なります。当社の「げんきナンバーわんスリム」の場合は以下が補償対象となります。
例えば、子犬、子猫に多い嘔吐や下痢など比較的軽い病気から、医療費が高額になりやすい異物誤飲や椎間板(ついかんばん)ヘルニア、悪性腫瘍(ガン)なども補償対象です。健康診断の費用は含まれませんが、治療のために必要な検査料は補償されます。