2022.10.27 作成
ペットの体調が気になるときに動物病院で受ける検査。人と同じようにペットも年齢を重ねるごとに不調時の検査回数が増える傾向にあります。そこで気になるのが、「検査費用はペット保険の補償対象になるのか」という点です。 ペットの検査費用はペット保険の補償対象となるのかをはじめ、ペット保険に加入するメリットとデメリット、ペット保険選びのポイントなどについて解説します。
もくじ
基本的に、ペット保険では治療費や入院費だけではなく、治療や入院のために必要な検査費用も補償の対象となります。ただし、あらゆる検査が補償対象になるわけではなく、定期健診や健康診断など、健康体に行う検査費用については補償の対象外です。
ペットの検査費用は一般的に1回数千円程度ですが、検査回数や検査の種類が増えると、検査費用だけで数万円程度になることもあります。
検査の中でもCT検査やMRI検査などを行う場合1回の通院でも3万円~10万円前後と高額になることも少なくありません。
ペット保険の中には1日あたりの通院費用に上限を設けているケースもあり、上限を超えてしまった場合には自己負担となります。
そのため、ペット保険に加入する際には補償内容をしっかりと確認しておく必要があります。
ペット保険ではどのような検査費用が補償対象となるのでしょうか。例えば、当社のペット保険『げんきナンバーわんスリム』では、「お支払事由とお支払いする保険金」を以下のように定めています。
1.ご契約のペットがケガまたは病気を被ったことによる治療費であること 2.保険期間中(1年間)に日本国内の動物病院においてなされた治療による治療費であること 3.臨床獣医学上、一般的に認められている診断または治療処置方法で要した治療費であること |