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03. 室内の環境を整える

犬を迎えることが決まったら、用品の準備と同時に進めたいのが飼育環境の整備です。思わぬアクシデントを避けるために、安全で快適な環境作りを心がけましょう。

❶ サークルはリビングに設置

まず、子犬を迎えた時には、慣れるまでの間、サークルを設置しておきましょう。サークルは人が集まるリビングや居間に設置するとよいでしょう。犬が家族の様子を見ることができ、さまざまな物音にも慣れやすくなります。子犬の場合、暑さ寒さに弱いうえに体温調節がまだうまくいきません。サークルに直接エアコンの風が当たらないように気を付けましょう。窓際で直射日光が当たりすぎる場所も気温が上がり過ぎることがあるのでNGです。

❷ 床はキレイにしておくこと

犬を迎えると、サークルから出して一緒に遊ぶことも多いはず。そのためには部屋をきれいにしておきましょう。輪ゴムやヘアピンなど小物が落ちていると、好奇心からくわえてしまい、誤飲につながります。子どもがいる場合は、食べこぼしにも注意。愛犬が遊ぶ床は徹底的にキレイにしておきましょう。

❸ 噛んではいけないものはカバーを

好奇心旺盛な子犬は、不思議なもの、気になるものを噛んで確認しようとします。観葉植物や電源コードなど、噛まれたくないものや危険なものはカバーを付ける、隠すなどして対策を取りましょう。観葉植物には犬にとって毒になるものもあるので、注意が必要です。

❹ 家具が転倒しないよう予防を

バランスの悪い家具は、夢中で遊んでいる子犬が激突して倒してしまう可能性があります。子犬が遊ぶスペースから撤去するか、倒れないように固定しておくとよいでしょう。また、容易に上がれる高い場所にも注意が必要です。勝手に上がって、転落してケガというケースもあり得ます。

❺ 脱走をさせない工夫を

窓や扉は自由に出入りできないよう、工夫が必要です。風通しのために少し開けておいたり、網戸にしておく場合も、犬が勝手に出ていけないようにストッパーを付けたり、ゲートなどを設置するなどしておくとよいでしょう。玄関の扉も急に飛び出したりしないように注意しましょう。


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